2016年6月17日

デベロッパーツールはWeb制作に必須!!

Web制作が生業の人なら皆使っている便利ツールに、デベロッパーツールがあります。
カラーミーショップをご自身でいじってらっしゃる方で、ご存じないようでしたら、ぜひおススメしたい!

ということで、今回はデベロッパーツールの話題をとりあげます。


0. デベロッパーツールとは?


Web制作中に意図しないデザインずれが生じて、原因究明に手間どることがよくありますが、そういう場合にデベロッパーツールはいろいろと役に立ちます(解決のヒントが得られる場合や、直感的なデバッグにも)。

デベロッパーツール(Chrome)、開発者ツール(IE)、インスペクタ・Firebug(Firefox)と呼び名は違いますが、各ブラウザに標準搭載されています。
Chromeのデベロッパーツールが一番多機能だと思います。

主に、不具合の調査に使うというイメージでよいと思います(その他機能も多いですが)。 

 
検索すれば、解説記事はいくつでも見つかりますが、デベロッパーツールの機能が豊富すぎてか、少々敷居が高く感じられることがあります。

ということで、一分くらいで読める導入記事を書いてみました。
初めての方へのとっかかりとして、必要最低限のポイントに絞っています。


1. 一分で読めるデベロッパーツール入門


ツール起動:Windows「F12」、Mac「Command+Option+I」
起動後の全体は下のような感じ。右エリアにコード、スタイルなどが表示されます。




使用する右部分を拡大して、よく使うところに赤枠で目印をつけました(下画像)。

・上の赤枠(左から順に)

調査する要素を指定するカーソル(カーソルもっていくと要素まわりが確認できます)
まずこれを押してから調査です。

デバイスツール(デバイスごとの表示サイズを選べます=RWDの表示テストに使ったり)

Elementsパネル(HTML要素などが表示されます=一番よくみる場所)
HTMLタグをためしに追加したり、消したり。

Consoleパネル(エラーログが出ます=JavaScriptを書いたときに便利)

・下の赤枠

Stylesは、カーソルで指定した要素の適用されているスタイルシートの内容が確認できます。
効いているスタイルを確認したり、ためしに追加したり、数値を変えたり、消したり(チェックボックスのオフ)。
スタイルに起因するデザインずれなどを見つける、超重要ポイント。


ためしてみるということが、デベロッパーツール上だとパパッと済んじゃいます。
適当にカーソルを当てて、クリック、ダブルクリック、Delキーなんかを押せば、思ったとおりに反応してくれます。なんとなくで使えます。
初めて使うのでしたら、必要な機能はこんなところです。


2. もう少し知りたい方は、他の方の記事を読んで


メリット、使い道、使い方について、丁寧に説明されています。
Webデザイナーのためのデベロッパーツール入門 


3. おわりに


デベロッパーツールが使えるようになったんだけど、あいかわらず原因がわからず、はまるんだけどって話もよく聞きます。
デバッグの仕方・手順・考え方は重要な技術のわりに、話題としてあまり見かけません。経験が大きく物を言う部分だからかもしれません。

2016年6月12日

独自ドメインの話題をいくつか

【仕事サイトにドメイン関連記事を書きました】
カラーミーショップの独自ドメインについて詳しく解説します

以前、「北欧、暮らしの道具店」様みたいなサブディレクトリを作成できるのかとサポートコミュティで質問されている方がいらっしゃって、そのときはペパボの方が回答されていました。
案外、需要がありそうなのか、そのときの話を正式なサービスとして告知されました。

コンテンツマーケティングでファンを増やそう![WordPressドメイン統合開発ご紹介]

上の記事に書いてある通り、別ドメイン・サブドメインで運用するよりも、お店サイトのSEOに有効であるという話です。
費用などの兼ね合いにもなりますが、うっすら覚えておくと、あとで役に立つかもしれません。

ということで今回は、カラーミーショップにおける独自ドメインの話題。

 

0. 独自ドメインの取得について


独自ドメインは、お店のSEOとブランディングの面などで有効と考えられています。

.com(誰でもOK) .co.jp(日本法人) .jp(日本在住)のように、取得条件があったりもしますが、数十円~数百円/月と安価な費用で運用できます。

ドメイン設定については苦手な方も多いと思いますが、私もそうですが、いじる機会がほとんどないことが理由だと思います。

カラーミーショップのよくある質問として、丁寧にまとまっています。ご一読を。
よくある質問-ドメインについて


1. 独自ドメインをムームードメインで取得する


ムームードメインは、カラーミーショップと同じくGMOペパボ提供のドメイン取得サービスです。

カラーミーショップとの連携が簡単で、設定も比較的簡単です(はじめてでもなんとかなるくらい)。手順のマニュアルもしっかりしています。
とはいえ、(オーバーかもしれませんが)一生に一回くらいしかやらないことだったりするので、ハラハラするかもしれないです。

ショップを example.com 、ブログを blog.example.com に割り当てて、運用することが可能です。ショップにサブドメインを割り当てることも可能。

blog.example.com のようなものをサブドメインと呼びます。
カラーミーショップでサブドメインを使用するなら、ムームードメインを選ぶのが吉。


2. ムームードメイン以外で取得する


お名前.comなどでも取得可能ですが、 ムームードメイン以外は、サブドメインを割り当てるための知識(DNSレコード、ネームサーバーなど)が必要になって、結構大変です。

ショップを example.com 、ブログを blog.example.com とすることはできますが(ただし、どこのサービスを使うかにもよるかも)、逆に、ショップを shop.example.com 、ブログや会社のページを example.com とすることはできないっぽいです。

多分、カラーミー側の都合だと思います(やってて気づきましたが、IPアドレスの逆引きをすると、他のお店も同じなんですね。サーバーのサブディレクトリを借りてるようなイメージでいいのかな)。

ムームードメイン以外では、カラーミーショップのサブドメイン設定が完了しないので、ムームー以外でDNSレコードを追加しても、上手くいかないのだろうと思います(404が出ます)。

カラーミーショップのよくある質問にも書いてありました。
『ムームードメイン』以外でご取得、管理されているドメインでは、サブドメインをご設定いただくことはできません。

そういうこともあって、ムームードメインにドメイン管理を移管するほうがおすすめ。


3. サブディレクトリを作成する


Webに公開されるルートディレクトリ(ドキュメントルート)の下にサブディレクトリ(例の場合は、blog)を作成することも可能です。
ドキュメントルートに example.com を割り当ててやると、URLが例のようになります。

例)http://example.com/blog/

カラーミー側でリライトするように設定してくれるのかな。
興味のある方は導入部でも紹介した記事をご参考ください。

コンテンツマーケティングでファンを増やそう![WordPressドメイン統合開発ご紹介]


404ページ-ミスるとこんな目に


4. おわりに


どこそこさんが使っている機能は、実はプラチナプランで作ってもらったやつでしたという話を聞いたことがあり、ぱっとみ無理っぽい機能だったので、なるほどと納得したことがありました。
私自身も、カラーミーに機能の問い合わせをしたさいに、エンジニアさんの一人日いくらで見積もりできますよと、返信をいただいたことがあります。

機能のオーダーメイドをしてもらえる、という可能性を選択できることは、いいなと思います(費用がどうとか、するしないを別にして)。
 
ココナラでドメインの話題を振っていただいたので、この機会に知識を整理して、テストする環境を用意して、実際でいろいろいじってみようと思っています。
憶測が入っていますので、のちほど、追記・訂正するかもしれません。

【補足】
記事内でブログと書いていますが、レンタルサーバーを借りてWordPressを導入している場合や、Google Bloggerのようなドメインが付けられる無料ブログサービスについての話です。
無料サービスのなかには、ドメインを割り当てることが無理な場合も多いです。